【手相いろいろ感情線編】マスカケ線なのにもう1本感情線があります。どちらが本当の感情線ですか。　～特殊な線にはパワーが宿る～

2022/10/04 2023/05/03

ここでもう一度、基本の掌線を確認しておきましょう。

今回は特殊な感情線についてご紹介します。

感情線は通常1本　2本の場合は二重感情線

「三大線（感情線、頭脳線、生命線）」はほとんどの方にあるので、手相鑑定の際にはこれらをベースに見ていきます。
マスカケ線は「二大線」と呼ばれますが、三大線のバリエーションのひとつと考えていいと思います。マスカケ線は三大線のうち感情線と頭脳線がひとつになった線です。

この三大線のそれぞれは、一本だけ出ているケースが圧倒的に多いのですが稀に2本の場合があります。

こちらの写真、青で囲んでいる線が「感情線」です。左はその下に「マスカケ線」があります。
マスカケ線は感情線と頭脳線が一緒になっている線でなので、感情線1本にカウントされます。そしてもうひとつ感情線がある・・ということは感情線が2本あるケースです。
2本の感情線のことを「二重感情線」と呼びます。

感情線はその名の通り感情を表す線です。例えば気が長い、短気、情熱的、クール、情にもろい、人の好き嫌いが激しいなど。感情のタイプを表します。

感情線が2本あると言うことは、感情がふたつあるということです。自分でも自分の心の動きを読むことは難しいですよね。
1本の感情線（ひとつの感情、心）でも揺れ動くと制御が難しいのに、これがふたつ（二つの感情、心）になると自分自身でもなかなか捉えにくく、操縦が難しくなります。

弊社はこれまでたくさんの手相を鑑定してきました。二重感情線をお持ちの方は「自分でもよくわからない」とか「ちょっとしんどい時があります」とおっしゃる方が多いのです。

しかし二重感情線はマイナスではなく「気持ちのパターンが複数あるからいろいろな人の気持ちがわかる」「より深く人の心に触れられる」というメリットがあります。

特殊な線です。だからメリットを意識して活用してほしいと思います。

感情線が2本だから二重感情線ですが、他の線とのバランスで心の動き方に特徴が出てきます。

今回ご紹介している写真の二重感情線は1本がマスカケ線
マスカケ線の特長は
・積極的である
・統率力がある
・集中力がある
感情線と頭脳縁がひとつになっているので感情と思考がひとつ・・・つまりブレることなく行動します。

そしてその上のもうひとつの感情線です。
これは、相反する心かもしれないし、ブレない自分の中の強い心かもしれないし、とても柔らかい心かもしれません。
ご紹介している手相の方は、強い意志と強い気持ちを持ちながらも、時と場合により柔軟の心で対応ができるタイプです。

もし、二重感情線のひとつがマスカケ線ではなかったら、それぞれの線の長さや濃さ、カーブの具合を見てそれぞれの感情がどのようなものかを推測します。

今回は感情線が2本の場合についてご紹介しましたが頭脳縁や生命線も二重の線があります。
線の出方にもよりますが、二重の場合は線の持つ意味が強くなると覚えておいていいでしょう。

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