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【節目風水・事業編Vol.10】事業承継の成功は会社内の「気」が左右する?~次世代にバトンを渡すための風水対策~
「会社を次の世代にどう託すか」
経営者にとって、事業承継は大きな決断です。
親族に継がせるのか、社内の幹部に任せるのか。選択肢はあっても、いざ具体的に動こうとすると不安や迷いが大きくなかなか答えが出せないのではないでしょうか。
今回は事業承継を考え始めたタイミングで節目風水のご相談をいただいた事例をご紹介します。
■ご相談のきっかけ
製造業(従業員16名)を営むC社長(60代)は来年、息子さんへの事業承継を希望しており、息子さんご本人も承諾していました。
息子さんはこの会社に入って5年目 平均年齢が40歳を超える従業員の中でも古参の皆さんは、若い息子さんが後継者になることを快く思っていませんでした。
「まだ経験が浅いのに、本当に息子さんで大丈夫なのか」という不安の声が社長自身にも届き、決心したものの、また迷ってしまうような状態が続いていました。
社内の空気は重く、会議も沈黙が目立ちます。従業員と社長とのコミュニケーションは滞りがちになっていました。
このままではいけない、どうにかこの状況を変えていかねばと思ったC社長。色々と調べているうちに風水に辿り着き節目風水にご依頼くださいました。
■鑑定内容と対策提案(面談鑑定)
レイアウトが書き込まれた社内の図面を事前にお送りいただき、弊社であらかじめ玄空飛星派風水を使って方位ごとの気を調べておきました。
今回は面談鑑定です。鑑定当日、面談スペースにお越しくださった社長に従業員や息子さんの現況、承継スケジュールなどを詳しくお聞きしながら風水と運勢の両面から対策をお伝えしました。
《会社の風水鑑定と対策》
社長の要望は「息子さんへの事業承継がスムーズにできること」です。今の停滞感は社内のどこかに気の滞りがある可能性が高いので、そのチェックと対策の提案を。そして、息子さんの位置(デスクや会議室)を次の社長にふさわしい環境にすることが必要です。
①従業員のロッカールーム
口論の星(三碧木星と七赤金星)が活性化する方位にあるので対策を早めに打って従業員とのトラブルの火種を消しておく必要があります。社長のお話では、かなり散らかっているとのこと。まず、片付けて換気をしっかり行い水晶を置くことを提案しました。
②会議室
こちらは集中力が増す方位にあります。しかし、息子さんを交えた会議ではなかなか思うように話し合いが進まないとのこと。
いつも息子さんは背中が窓になる位置に座っているとのことなので、壁が背になる席に変えてみるようお伝えしました。背後が守られるので協力者が得られる位置です。
③息子さんのデスク位置
会議室の位置と同じく背後を守る必要があります。壁を背に座ることが難しい位置なので、パーテーションを使って壁を作るよう提案しました。
④社内の観葉植物
気の浄化に効果があるというサンスベリアやドラセナを多く置いているとのことです。観葉植物の設置は風水上良いのですが、これらの葉は尖っているので置き場所によっては気も鋭くなってしまい循環のバランスが崩れる可能性があります。
会社の入口と息子さんと社長の近くにある観葉植物は、葉の丸いものに変更するよう提案しました。
⑤水を置く
風水では吉の水星がある方位の気を活性化することで事業発展に繋がると考えます。この方位に動水を置くとその対策になります。ちょうど従業員の出入りが頻繁な方位にあったので、ウォーターサーバーの設置を提案。社長はいつかウォーターサーバーを導入したいと考えていたそうです。
《社長と息子さんの運勢鑑定》
四柱推命(透派)を使って、お二人の運勢を鑑定。社長も息子さんもマイペースで頑固なところが共通していました。息子さんは協調性が課題です。事業承継はできれば早いうちにしたいと社長は考えられていますが、息子さんの低迷期が抜けるのが3年後です。社長はしばらく基礎運の大運が強いので問題はないと思われます。
ここは3年間を準備の期間と捉えて、従業員が揃って息子さんへの承継を賛成できる環境を作っておくことの検討をお伝えしました。
また、外部への後継者の就任発表の日は社長と息子さんにとっての吉日を選定することをおすすめしました。
■結果
ご連絡をいただいたのは1か月後。今回はすぐにできる風水対策だったので、面談の翌日から息子さんと共に動かれたそうです。
徐々に従業員の態度が柔らかくなってきたことが実感できるそうです。ウォーターサーバーも喜んで皆が使っているとのこと。社内の空気が軽くなったように感じられ、会話も笑顔も増えたとうれしそうに伝えてくださいました。
承継の時期については、運勢鑑定の結果を含めて熟考中で、決定したら連絡をいただくことになっています。
事業承継は単なる「経営権の移譲」ではなく、会社の未来をつくる大切な節目
弊社の節目風水は事業の今後を左右する転機に、風水や運勢、吉日や方位の目に見えない力を味方に付ける方法をご提案します。
今回のご相談のような事業承継、また、M&Aのご検討の際にもご相談をいただいております。