【50代女性の挑戦 No9】 ~ カウンセリングを通しお客様の有意義な時間をサポートする使命を極めてゆく 株式会社ヴィダモール 尾崎友美さん~
2020/02/21
自分自身の夢、希望に向かって前進し続ける50代女性を取材する連載企画「50代女性の挑戦」 第9回目にご紹介する株式会社ヴィダモールの尾崎さんはお父様が起業された調査業を引き継ぎ、その後、ご自身の会社を設立されました。現在は調査とカウンセリングを事業として展開されています。
尾崎さんの今は決して穏やかではなかった「これまで」があるからこそ。これからの使命、そして50代女性へのメッセージをお聴きしました。
「この仕事を甘く見るな」 お父様の言葉に覚悟を決め 自分自身と向かいあった
お父様が調査会社を設立したのは1957年。尾崎さんは幼少の頃から、法人の業務遂行のために探偵として奮闘するお父様の姿を見て育ちました。
当時は今と違って情報を集めることに様々な困難があった時代。事前の調査は多くの法人に求められる仕事でした。
尾崎さんは学校を卒業後、お父様の会社に入社し調査の仕事に打ち込みます。
しかし2008年、お父様の入院を機に大きな転機を迎えます。お父様の闘病中に尾崎さんは会社を引き継ぐことを決心。
自分のこれまでの人生を深く見つめ直した結果の選択でしたが、お父様からは「この仕事はそんな簡単ではない。甘く見てはいけない」と強く言われました。
調査業とカウンセリングを行う自分の会社を設立 目的に向けて進む
2011年、お父様が逝去され、その後、以前からの探偵業に加えオーラソーマ(色彩心理)を使ったカウンセリングの業務も加えた株式会社ヴィダモールを2014年に設立されました。
尾崎さんのオフィスにはオーラソーマの美しいボトルがたくさん並んでいます。
オーラソーマコンサルテーションは4本のボトルを選んでメッセージを読みとり、カウンセリングを行っていきます。
最初は迷いや不安を抱えていたお客様が、尾崎さんのカウンセリングを受けて気持ちが軽くなり柔らかい表情で帰られる。
そんな光景が浮かびます。
50代は人生の本番 自分の良さに気づき幸せに過ごしてほしい
「毎日、幸せです」 笑顔でおっしゃる尾崎さんは30代で大病を患い3年間闘病されていました。
今があることの特別、そして周囲の方への感謝を日々心に留めていらっしゃるのは、その時に人生と向かい合ったことが大きく影響しています。
「今、振り返るとこれまでは未熟なことが多かったけれど、50代になってここからが本番。50代からを色で表わすならピンク。ピンクはまさに「愛」の色です。自らが輝くことで周囲の人達にも愛を還元していくことができる年代だと思います」
と尾崎さんは女性の50代を捉えていらっしゃいます。
日頃、「愛」という言葉を皆さんは意識されていますか。自分を慈しむことで50代以降はもっと有意義な時間となりそうですね。
20代からスタートし50代となった現在まで多くの現場経験を重ねてこられた尾崎さんだからこそできるカウンセリングによって、多くの方が人生を肯定し進めるのではと感じた取材でした。
*尾崎 友美 (おざき ゆみ)
1963年生まれ 株式会社ヴィダモール 代表取締役
事業内容:浮気調査 不倫調査 法人向け調査 オーラソーマコンサルテーション
HP:株式会社ヴィダモール
【取材を終えて】
株式会社ヴィダモールさんは弊社が所属する大阪府中小企業家同友会 北支部の会員企業です。
尾崎さんとはこれまでに何度かお目にかかってはいるのですが、今回の取材で初めてじっくりとお話させていただきました。
優しい笑顔で気さくにお答えくださる尾崎さんに「探偵」「調査」という言葉がなかなかリンクしなかったのですが、取材を進める中で、強い意志と行動力、またはっきりとした目標、そして何よりご自身の使命を全うしたいという気迫を感じました。
今は忙しくてなかなか時間が取れないそうですが、趣味のバレエで非日常の時間を満喫し仕事へのエネルギーを充電されているとのことです。
尾崎さん、貴重なお話をどうもありがとうございました。