風水や運勢についての鑑定は現在地点からの活用を ~後悔や反省ばかりでは幸せな時間に逆行~
古代から人々は自然の力を崇高なものと捉え、敬い、目に見えない「気」や「運」を可視化する努力をしてきました。
風水は地形や水、風の流れなどの法則性から力ある地の気が溢れる場所を探し、墳墓や都を造る術として使われ、易学、九星気学、四柱推命等の占術は自然の摂理を理論化して人の運の流れを読み取る理論として用いられています。
今は多種多様な占いがあったり、風水にしてもおまじないのようにエンターテーメント化されたりしています。
どれが正しくてどれが正しくないと目くじらを立てるのではなく、自分がいいと思ったものを上手に「活用」したいですね。
過去の検証は必要 しかし終わったことは変えられないから
見えない世界だからこそ疑心暗鬼になりやすいです。
そこで「的中率」が信じるか信じないかの判断基準となってきます。過去が当たっているかどうか。これはかなり主観的なものです。
仮に当たっていたとして、過去に向いた視線はまたその時の感情を呼び起こします。
人の記憶は楽しかったことより辛かったり悲しかったことの方が残ります。
鑑定を受けて、また後悔や反省を繰り返していないでしょうか。
過去は風水鑑定でも運勢鑑定でも変えられません。
どうして鑑定を受けるのかを再確認して
月並みな言葉ですが「変えられるのは未来だけ」 未来とは今からの時間です。
そして漠然と「幸せになりたい」という思いをもう少し具体的にしてほしいと思います。
例えば
・半年の間に○○を叶えたい
・特に家族の健康運を高める家にしたい
・3年以内に結婚相手を見つけたい。
・来年の資格試験に合格して独立の道を進みたい など。
四柱推命等の運勢鑑定は運の傾向はわかっても具体的な対策はなかなか出てきません。運勢に合わせて自分自身で行動を考えていく必要があります。
一方、九星気学では方位に進むという対策があります。風水では場の気を調整してゆく対策が具体的にいくつか出てきます。
対策があるのはいいことですが、すべてを何が何でもやらなければいけないというものではありません。
これはかなり大切なことだと弊社は考えています。
真面目な方ほどすべての対策を実践しなければいけないと考えてしまう傾向があります。
例えば
家族の幸せを想うがばかリに家族が嫌がっていることを強要したり、インテリアで全く好みでない色が風水で気を高めると聞いて、無理やり使ってみたり。
それはストレスを生むので、人の気が不安定になり、空間の気も下げてしまいます。
全てはバランスです。くれぐれも結果や対策にがんじがらめにならないようにしてほしいと思います。
鑑定を受けて、その後「しんどい」と思ったら客観的な意見を周囲の人に求めてみてください。
幸せになるための鑑定がゴールに逆行しないように願います。