観葉植物や花の入れ物は陶器かプラスチック製か ~材質の風水を取り入れる~
2024/02/05
風水では空間の気を浄化したり調整したりする手段として観葉植物や花を使います。
これらを空間に置く際はそのままでは置けないので鉢や花器に入れますが、この入れ物の材質を風水で選ぶことで吉意が加わります。
風水では色は3割、材質は7割の吉意をもたらすと言われています。
色はラッキーカラーとして重視されがちですが、実は材質(何からできているか)を選択することも風水では吉意のプラスアルファ要素なのです。
材質を五行に分ける
風水は陰陽説から生まれ、五行説、八卦の理論を使って展開してきました。
五行論については食の吉をいただく食器に風水を取り入れるやガラス製テーブルは風水でNG?でも触れていますが、この世の事象を五つの行に分けてその関係を相生、相剋、比和で表しています。
材質を五行で分けると、木行は木製、火行はプラスチック、土行は陶器、金行は金属製、水行はガラスとなります。
今回、お伝えしている観葉植物や花の入れ物は五行論から考えるとそれぞれ選択可能な材質となっています。
運気を五行に分ける
五行論は、環境の気についても五つに分けて捉えています。
木行は全般的な上昇の気
火行は名声、知名度などの人気
土行は落ち着いた調和の気
金行は財の気
水行は柔軟性のある穏やかな気
と分けられます。
今、ご自身が欲しい運気をまず選択してみてください。
欲しい運気を得てますます伸ばすために材質の力をプラスする
五行論の相生、相剋、比和の関係は風水対策を取る時に応用されます。
五行論は
・木→火 火→土 土→金 金→水 水→木 (→は相生の関係)
・木→×土 火→×金 土→×水 金→×木 水→×火 (→×は相剋の関係)
・同じ行同士は比和の関係です。その力を一番強化する関係です。
例えば調和の気(土行)が欲しいときには、まず比和の関係である土行の材質の陶器を選んで植物または花を活けると気がプラスアルファになります。
相生の関係を使うと土行は火行によって強められますのでプラスチック製も使えます。
反対に土の行は木の行から剋されているので、木製の鉢カバーや敷物などは多用しないほうが良いことになります。
しかし好みではないのに、風水で良いと言われているから仕方なく・・・という「むりやり風水」にはならないようにしてください。
植物や花は部屋の雰囲気とのバランスもありますし、個人のセンスもあります。今回ご紹介した材質を選ぶ風水は運気のプラスアルファとお考えください。
植物の選び方についてはこちらをご覧ください。