住み心地が悪くなった時の風水対策 ~周辺環境の変化は気も変化させる~
2021/04/03
風水というと今では家の中の事がメインになっていますが、元々は子孫繁栄を願ってお墓を造る土地を選択する方法として生まれました。
良い土地を探してその上に造った墳墓、都、そして家には大地のエネルギーが入ってくるので、長年に渡って栄えていくという風水の理論があります。
このような視点から考えると、環境がしっかりしていない場所では大地のエネルギーが家に吸収しにくいことになります。
どんなに立派な家を造っても基礎の部分が弱いと、家自体の風水は弱くなってしまいます。
今回は不意の環境変化による風水対策についてご案内します。
新築の時と周辺環境はどれだけ変わりましたか
一戸建てでもマンションでも、引越してきた時と比べると周辺環境は何かが変化しているのではないでしょうか。
例えば
・畑だったところが造成されて宅地になった。
・昔からの家を取り壊してマンションが建った。
・高速道が伸びてきて家の窓から高架が見えるようになった。 など大きな変化もあれば
・向かいの家の門ができた。
・隣の家がリフォームして3階建てになった。
・今、家の近くで道路工事をしている。 くらいの規模の変化もあります。
周辺環境の変化は自分の意志に拘わらず起こるものです。
中にはマンション建設に反対しているのに建ってしまったというような場合もあります。
環境の変化によって住み心地は変わりましたか
環境の変化は気の質と流れを変えていきます。住居と鉄塔、電柱の風水的関係で紹介しているように構造物からくる凶意は家の気にも影響して、そこに住んでいる人の住み心地も悪くしていくと風水では考えられています。
この変化は個人差があって、心身のコンディションが良い方はそんなに気にならなくても、体調が悪い方には強く影響することがあります。また、感覚が鋭い方は感じやすくなることもあります。
住みやすくなる場合はいいのですが住み心地が悪くなった場合は環境の変化を限定して、その理由を風水的に捉えると対策が取りやすくなります。
環境の凶意を抑えてから家の風水実践を
土地の風水は五黄土星の方位をチェックしようで紹介しているように、その年の五黄土星の方位は土を動かすことで住人に凶意をもたらします。
もし家の近くで道路を掘る工事があったとします。そしてその方位がたまたまその年の五黄土星の方位であったとします。
工事が始まった時期と住み心地が悪く感じ始めた時期が重なっていたとしたら、土地の凶意が住み心地の悪さの一因になっている可能性があります。
この場合は対策として、邪気の侵入を防ぐ風水法でご案内している八卦鏡を工事の方位に向けてかける、家の中に麒麟の置物を置く、また工事方位に窓や玄関がある場合は六帝古銭をかける、また、カーテンやブラインドで窓を隠すという対策があります。
そして、邪気を祓って吉を入れるような家の風水対策をとります。住居でできる風水対策はたくさんあるのでできることから実践してみてください。
家は生きています。住人が家を愛して住みやすくすることで家も喜びます。住み心地が悪くなった場合は引越しすることも対策にはなりますが、まず周辺環境をチェックしてみてください。