赤い糸を使うのは縁結びだけではなく風水も ~風水で赤色を使う理由~
2022/02/15
風水グッズで使われている色は圧倒的に「赤」
赤色は色彩心理学ではエネルギーや行動力を意味する色です。風水で使う赤はどんな意味があるのでしょうか。
風水で赤を使う場所は凶スペースが多い
風水の視点で住居を見た場合、改善対策が必要な場所というのは邪気が入りやすい場所、すなわち凶意のあるスペースです。
このような空間には風水グッズを使いますがそのほとんどの色は赤。
風水で赤を使う理由は赤唐辛子を思い浮かべていただくといいでしょう。
風水で使う赤は邪気を祓う意味がある
赤唐辛子は刺激の強い香辛料として料理に使われます。また、その刺激の強さから防虫剤の役目も果たします。
このように悪いものを寄せ付けない色として風水では使われています。
風水での赤い糸の使い方のひとつをご紹介します。トイレの下に寝室がある場合、トイレからの不浄な気が寝室に降りていくのを防ぐために赤い糸を寝室の天井から床に付くように垂らします。トイレの邪気が赤い糸を伝って床下に逃げてゆくという効果があると言われています。
風水グッズの赤い糸の端の房にも理由がある
風水グッズに使われる赤い糸の先には同じ赤い糸でできた房が付いている場合が多いです。赤い糸は本来、床まで伸ばして邪気を逃がしてしまうのが良いのですが、すべてをその長さにしてしまうと人が動きづらくなってしまいます。邪気を床下に逃がす効果と同じように、赤い糸の先端にある房は邪気を濾過する働きがあります。風水グッズを選ぶ際にはこの房が付いているものの方が風水効果は高いのでおすすめです。
赤い糸は邪気を祓うと同時に良い気も通す作用がある
日本には60歳の還暦を祝う際に赤いちゃんちゃんこを着る風習があります。赤は無病息災を願う色でもあります。風水グッズで使う赤色も邪気を祓いその先の幸せを呼ぶ良い気を集める作用があります。運気の循環をイメージして使うことによって更なる効果があるでしょう。
ラッキーカラ―と言われる色を使うことも開運法のひとつですがこの「赤」は誰にでも使える色です。