「運がいい」と思ったことはありますか? ~運は偶然なのか必然なのか~
2017/11/09
先日、広島東洋カープがセ・リーグ優勝しました。その日、先発して勝利投手となった黒田投手は「普段は運がないかなと思ったが、今日は運があった。自分の投げる試合で決められて、本当に良かった」と語っていました。
「運」のことに触れ、自分自身を「運がいい」「運があった」と語るのはある法則があります。
「運がいい」と言えるのはその背景が
「運」っていったいなんでしょうね。多分、皆さんもこれまでに「運が良かった」「運が悪い」と思った瞬間があると思います。どちらかというと「運が悪い」と感じることの方が多くありませんでした?
「運」は偶然の賜物のようですが、運を感じるにはそれなりの土壌が必要です。特に「運がいい」と心底思えるのは、必ずと言っていいくらい、そこに行きつくまでの重めの時間があります。
ギャップの法則
「運がいい」 この感覚は一度は「運が悪い」と感じなければ生じません。悪いといいとのギャップが大きければ大きいほど、感じ方は強くなります。
運が悪いと思うのはどんな時
では「運がいい」ことの必要条件である「運が悪い」 これはどんな時なんでしょうか。
突発的に起こった想定外のことに対して「運が悪い」
ずっと良い結果を想定したことに対して 思わぬ想定外があって「運が悪い」
頑張るのにずっと結果が出なくて「運が悪い」
頑張ったのに思った以上に結果が悪かった場合、「運が悪い」と受け止めてリセットして早めに進むのが得策です。
土台があっての運 いつも磨いていたい
冒頭で紹介した黒田投手の話。あれだけストイックに頑張っきた方が、最後になってまるで偶然のように「運がいい」と言えるのはさすがです。運は偶然でなく必然です。
毎日の地道な時間があっての運。「運がいい」は頑張った人にだけ渡されるご褒美です。