【50代女性の挑戦 No3】アロマテラピーの可能性を追求し必要なところへ届けたい ~アトリエ・ティロワール代表 折立美奈子さん~
2020/02/21
女性の50代は人生の転機が訪れる年代。30代、40代の時間を土台にまた新しい時間に向かって準備、行動を始める方が多いのも50代女性の特徴です。
連載ブログ「50代女性の挑戦」は各分野で意欲的に活動されている女性に仕事のこと、50代の過ごし方、これからの夢などをお聴きする企画です。
今回取材させていただいたアトリエ・ティロワール代表 折立美奈子さんは企業イベントやご自身が運営されている教室でアロマセラピストとしてご活躍です。現在48歳。50歳にはまだ少し時間がありますが現時点での50歳以降のビジョン、想いをお聴きしました。
会社員時代に興味を持った「香り」がきっかけ
大学卒業後、百貨店で働いていた折立さんは30歳の時にイギリスに留学。
自分自身をもっと見つめたい。同じ人生なら自分らしくやりたいことに挑戦したい。
この留学中に触れた現地の「自然を取り入れた暮らし」が折立さんのアロマセラピストの原点でした。
帰国後、本格的にアロマテラピーを学び、アロマテラピーインストラクター、アロマセラピスト資格を取得。 アロマテラピーの魅力に引き込まれていきました。
もっと活動したい 偶然の出会いから企業イベントの講師に
「たった1滴の精油が心身にもたらす変化をもっとたくさんの人に伝えたい。そのためにはどうしたらいいか」アロマセラピストの資格を得たもののもどかしさを感じる毎日でした。
ある日、通りがかった企業イベントで「どうやったらこのような場所で仕事ができますか?」と思いきって聴いた相手が偶然にも企画会社の社長。
この出会いがきっかけで、企業を対象とした新たな仕事へ展開をしていきました。それは2013年のことでした。
アトリエ・ティロワールとして取り組みたい「香りのコンサルティング」
昨年、折立さんは豊中市本町にご自身の教室「アトリエ・ティロワール」をオープン。アロマに関する講座や個別相談、施術などを行っています。
折立さんは今後、カウンセリングを通してお一人お一人の心身の状態に合わせて必要な香りを調香し届けるカスタムアロマ(オリジナルブレンド)の提案、オフィスなど企業様に向けたアロマ空間(活用)の提案、和精油の普及等を目指したいと意欲的です。
アロマというと「癒し」のイメージが先行しますが、折立さんのビジョンはその先にある更なるアロマテラピーの可能性に向けられています。
「無理やり」を減らして楽しく仕事ができる土台を50歳までに作りたい
香りを通して関わった皆さんが笑顔になることが本当にうれしくて、この先もずっと「香り」を軸に人の幸せに貢献したいと折立さんはおっしゃっています。
30歳での語学留学、その後アロマセラピストとして数々のチャレンジを重ねてきた折立さん。「もう50歳という年齢の縛りは持たずやりたいことは悔いの無いようにやっておきたい」という言葉は説得力があります。
「そのためには心身共に健康でいられるように留意して必要なことをシンプルに取り組んでいきます」と。
いつも穏やかで一緒にいると包み込まれていくような安心感があります。これは折立さんでないと醸し出せない「気」です。
50代の更なるチャレンジ、今から楽しみです。
*折立美奈子(おりたてみなこ)
アトリエ・ティロワール代表
日本アロマ環境協会認定 アロマセラピスト・アロマテラピーインストラクター
アットアロマス社認定 アロマ空間コーディネーター&デザイナー
JAI認定ブレンディングフォーミュレーター
【事業内容】アロマテラピーに関する各種講座・アロマを活用した空間デザインに関するご提案・オリジナルアロマオイルのご提案・アロマトリートメント
・アトリエ・ティロワールのHPはこちらからご覧ください。
<取材を終えて>
折立さんは偶然が重なってお会いできた方です。今から思うと不思議なご縁で現在に至っています。 弊社のイベントにご協力もいただきましたし、数々の企業イベントでもご一緒させていただいています。
そのお仕事ぶりを拝見していると「120%のプロ」を感じます。いつもお客さんのことを優先して考える姿勢には感服です。初めてお伺いしたアトリエは何時間でも居たくなるようなほっこりスペースでした。50代には「折立ブランド」ができ上がって いると確信した取材でした。折立さん、どうもありがとうございました。