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【歴史と風水】万年青(おもと)が引越しの贈り物に多い理由 ~風水を愛した戦国武将から始まった人気~

オフィスの開設や移転、新築住居への引越しの際に「万年青(おもと)はいつ、どこに置けばいいですか」というご質問をいただくことがあります。

万年青はこれから始まる仕事や暮らしの空間に置いて運気を伸ばす縁起の良い植物と言われています。

万年青と書いて「おもと」と読みます。根元がしっかりしていたので「大元(おおもと)」と言われたことが読み方の由来とする説があります。

葉はこのように「斑(ふ)」が入っているものがほとんどです。

万年青は古代園芸植物

万年青の歴史は古く今から約400年前に栽培が始まったと言われています。
室町時代から江戸時代の初めには高貴な植物として珍重されていましたが、元禄から享保の頃には庶民の間で栽培が広がりました。
大人気で高値で売買されたそうですが、そのきっかけになった理由は何だったのでしょうか。

風水好きの徳川家康に愛された万年青

江戸幕府を開いた徳川家康は風水理論を駆使して江戸の地理を繁栄の配置にしました。
家康は目に見えないものをとても大切に扱っています。
中国の強い力を持った君主が取り入れてきた風水を理解し大いに活用した成果は300年も続いた江戸幕府が物語っています。

家康は江戸城に入城する時、万年青を「天福の霊草」として家臣から献上されました。彼は大変喜び、この万年青を城に持って入り床に飾ったと言われています。

その後、徳川家が栄えたことから万年青は繁栄を意味する富貴植物として現代も使われています。

床のない家、オフィスの場合 万年青はどこに置く?

家康に倣うと「一家の主が万年青の鉢を持って床に置く」ことが正式となりますが、床がない家や事務所、店舗はどこに万年青を飾ればいいのでしょうか。

風水理論を使うと、家やオフィスの入口向きや建築年から植物を置く最適の場所が分かります。これは個々に違ってくるのですが、一般的(どの家でもオフィスでも使える)な場所は
・入口の正面(壁がある場合)
・家、オフィスの中心から北西(北西は主の運が強まる方位)

となります。

吉日を選ぶとさらに運気に追い風あり

縁起物なら飾るのに良い日を選びたいですね。家康は吉日の日取りにとても敏感でした。

日取りについては大安や先勝、友引などがひとつの目安にできますが、一粒万倍日や天赦日はさらに運が上がる日と言われています。
主となる人の生年月日から九星気学を使って選ぶとさらに吉意が上がります。

万年青+飾る場所選び+飾る日選びで大きな吉運を呼び込んでください。

株式会社エガオールではオフィス、店舗また住居の風水鑑定で運気の作用を取り入れた空間づくりをご提案しています。
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