「このオフィスなら快適!」のはずが・・・ 失敗しない賃貸オフィス選びに欠かせない風水的視点とは part1 ~梁について~
賃貸オフィスを選ぶ時、何を決め手にしますか?
民間の調査結果で1位になったのは「利便性」を抑えて「快適性」でした。(利便性の重視度75%に対し快適性は94%)
快適性とはビルグレード、新しさ、明るさ、キレイさ、トイレ、空調方式、1フロア1テナント、入居テナントの顔ぶれ、眺望 などが挙げられます。(2013年実施 ザイマックス調査 対象 テナント企業155社)
しかし快適だったはずのオフィスが契約後に「あれ?こんなはずじゃ・・・」となることも。こうならないために、決定前にチェックをしていただきたいところ、今回はフロアの梁について風水の視点を加えてご案内します。
「梁」はレイアウト泣かせ そして風水的にも
このような柱のでっばり「梁」は想定外の厄介さをもたらすことがよくあります。
オフィス家具の寸法、動線を確保したレイアウトのシミュレーションは念入りにしておく必要があります。
できれば凸凹のない空間が望ましいのですが、構造上必要なものです。
取り去ることはできないので、風水からの対策をご紹介します。
鬼角とは
風水では巒頭(らんとう)と言って環境にある目に見えるもの (山、建物、部屋の中の家具や置物)は気の流れを左右するとして対策を考えます。(吉の形、凶の形があります)
形の中で「尖ったもの」については気の流れを遮ったり滞らせたりします。
その中でも注意したいフロアの梁は角から「邪気」が出ていると考えます。これを鬼角(きかく)と言います
もし梁があるなら、その角の正面に座ってみてください。落ち着かなかったり、気になったりしませんか。
目に見えない気は人の気に作用します。これでは集中して仕事ができにくくなります。
ではどうしたらいいでしょうか。
1 角を隠す
邪気を抑える対策で一番効果があるのは「角を見えなくする」ことです。
曲がる素材のものですっぽりと角を包み込んでしまえれば、作業中のイライラは減少します。
2 角の前に丸いものを置く
丸で囲んだ場所(鬼角の前)に丸いものを置いて尖った気を緩やかにします。
丸い鉢に入った観葉植物やルームライト、ゴミ箱などです。ただ、スペースが無い場合は動線が確保できなくなるので、無理に置かないようにしてください。
3 出幅が同じ書棚、収納庫を置く
梁の奥行と同じオフィス家具を置くと梁とは認識されません。(左右一方に角ができる場合は対策が必要です)
市販のもので寸法が合わない場合は特注となって経費がかさむことになりますが、その後の作業効率を考えると先行投資として捉えられます。
以上のような「梁対策」があります。入居後でも対策は取れますので、実際に業務を行ってみて動線や従業員の反応、売り上げなどの数字推移から対策の導入やタイミングを考慮されても構いません。
環境の気と人の気の関係は密接です。オフィス選びの際には風水の視点もぜひ加えてみてください。
*オフィス選びについてはオフィス物件を賃貸契約する前にチェックしてほしい3つの風水ポイントからもご案内しています。
*株式会社エガオールではオフィス、事務所、店舗を選定する時、またレイアウトを決める際に気の流れを考慮した風水からの提案を行っています。
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