3つのダメ風水 ~風水はやれば開運するものではありません~
2019/09/13
風水は住環境学であって心地よく暮らすための方法です。開運法としてのイメージが強いのですが、風水を暮らしに取り入れて、毎日、気持ち良い環境で過ごせると健康状態も気持ちも健やかになるので、自然と時間は良い方に向かっていく、これを「運気が上がった」という言葉で表現しています。
今回は風水への取り組み方について、「こうなっているなら見直してくださいね。」という視点でお伝えします。
1 自分だけが満足する風水
弊社 株式会社エガオールは風水を使って個人宅やオフィスの鑑定、企業イベントやセミナーを行っています。風水は暮らしの質を向上させる環境学であって、その家、そのオフィスごとに対策が違ってきますので、個別の鑑定の場合は間取り図や住人の生年月日などのデータをいただき鑑定、ご提案しています。
ご提案内容は多岐に渡るので、お客様はすべてを実践しようと思われています。しかし、弊社は「くれぐれもできることから無理のないように。」とお伝えしています。
例えば、「このドアにのれんを掛けることをおすすめします。」とご提案した場合。確かに対策ではありますが、そこにのれんがあることで家事動線が悪くなる、お子さんが嫌がるなど、マイナスの気が入ることがあります。
「でも、開運したいから」と無理して実践したとしても、この場合は残念ながら風水効果は低いのです。
2 我慢しながらの風水
我慢はマイナス感情です。我慢は必要な時もありますが、あえて選んでするものではありません。
例えば、「風水でここをきれいにしましょうと言われたが、本当に掃除をするのが嫌でたまらない。」そんな時は無理にしない方がいいのです。拒否したいことを無理やり実践することも環境の気を下げることになります。
3 なんとなく風水
行動するまでの経緯は自分で「何かをして改善したい」と思うことからです。もし、今、「毎月の家計が苦しくてこの状況を変えたい」と思ったら心の深い所から行動を起こしていけます。これが、「〇〇さんがやってておもしろそうだったから」とか「みんながやっているからとりあえず」となると、気持ちの気と環境の気の相乗効果は生まれにくくなります。
気持ちに正直でいい
たくさんある対策の中で「これはできるけれども、これはちょっと見た目を考えるとできないな」と思っても大丈夫です。できることから無理のないように楽しみながら取り入れてください。
どうぞ、気負うことなく自然体で風水のある暮らしをお楽しみください。
風水の考え方については
・禁止の風水、許容の風水
・楽しくない風水 でもご案内しています。どうぞご覧ください。