北側にあるトイレや風呂が冷やしてゆく運気 ~風水で調整する健康運~
2021/11/22
五行論って聞かれたことありますか?
この世の様々なことを「木、火、土、金、水」の五つでで区分しているという理論で、風水はこの五行論が基本になっています。
五感や五臓六腑、五色、五味などもこの五行論がベースです。方位もこの五つに分けられます。
木行が東、火行が南、土行が中心、金行が西、そして水行が北にあたります。南は暖かいので「火」、北は冷えるので「水」 これを家に当てはめて考えた場合に、北方位にトイレや風呂、洗面所など水を使うスペースがある場合は水の気がある方位(北)に本当の水が加わるので、家全体が水に浸かって冷えてしまうことになると考えられます。冷えは健康運を下げてしまうので対策が必要です。
植物で健康対策
風水対策に植物を使うことがよくあります。風水で使う植物選びの基本でも紹介していますが、それぞれの場所や運気によって使う植物の種類が分かれます。
植物は水を吸うので富貴植物(幸福の木、万年青、ミリオンバンブーなど)以外であれば、北の水場に植物を置いて健康運を下げないようにするという対策がとれます。植物の中でも特に水を吸うのがシュロ、ヤシの種類です。
五行論を使う風水対策
北は水行。北に水場が多くある場合の健康運対策はこの水行を弱めましょう。五行論の難しい理論をつかいますが、簡単にご説明すると、材質や色を選んで使うことです。
冷えからくる健康運の低下を防ぐ具体的な対策
五行の関係から水を弱める材質は、木製のものと火の材質であるプラスチック製のものになります。
例えば材質なら、風呂で使う桶を木製、またはプラスチック製にする。バスタオルやトイレで使うタオルを綿や麻のものにする、バスマットを化繊(火行)のものにする。
色で考えた場合は木行は緑、青系。火行は赤、ピンク、オレンジ、紫系になるので、これらの色のマットやタオルを使うことも対策になります。
*水場の風水については
・【冷えの風水】冷え対策に有効な風水リフォーム術 ~家の北側にある水場がある場合~
でもご案内しています。