【50代女性の挑戦 No5】色の持つ無限の力を駆使してお客様の喜びに貢献したい ~オフィスCOLORCOLOR 代表 武田珠佳さん~
2020/02/21
女性の50代はその背景を受け入れながらもこれからの時間を意識することが多くなる年代です。50代からの人生、暮らし、住まいについての相談、提案を続ける弊社がこれからの可能性に向けて挑戦を続ける女性の姿勢、ビジョンをお聴きする連載企画の5回目です。
今回ご紹介するオフィスCOLORCOLOR代表の武田さんはまだ40代でいらっしゃいますが、ぜひこの企画で紹介させていただきたくて依頼したところ快く受けてくださいました。
カラーコーディネーターとして幅広く活動されている武田さんの経緯や今の活動、今後のビジョンについてご紹介します。
色と出会った偶然は必然 その可能性を直感で掴む
武田さんが色の専門的な世界に触れたのは30歳の時。会社員として迎える将来に不安を感じ、資格取得を考えます。
妹さんに誘われて申込みした東商のカラーコーディネーターの検定対策講座。この仕事は年齢や性別に関係なくできる。その可能性を感じ取ります。
「パーソナルカラー」に衝撃 カラーのプロを目指す決意
最初の講師のアシスタントとして仕事がスタートした時、カラー診断のモデルでメイクを施してもらい、普段のメークとは少し違う色が入ったお顔で帰宅した時、お母様が「いつもと違うね」とひと目でその印象の違いに気づかれました。
その後、色彩検定も合格し、インテリアと色の関わりに興味を持って、インテリア畑出身のカラーの先生に本格的なカラーレッスンを申し込みました。
グラフィック、ウェブ、ファッション、インテリアとカラーの世界は広い。この時、色の持つ奥深さ、可能性を感じ武田さんはカラーのプロへ向けて歩む決意をしました。
オフィスCOLORCOLORを起ち上げ現場経験を重ねながら新たな分野へ提案を続ける
個人事業として「オフィスCOLORCOLOR」を2007年からスタート。それまで以上に精力的な活動が始まりました。その広範囲な活躍はオフィスCOLORCOLORのHPでくまなく紹介されています。
まずは現場経験有きで、武田さんの現場で培ったカラーコーディネートのノウハウは、様々な業界、シーンでお客様の目的を実現させるツールとして大きな効果をもたらしています。
中でも建築に関する色、例えば壁や床などの内装、家具、照明など空間を作る色の効果をもっと追求し提案していきたいと明確なビジョンをお持ちです。
年を重ねるメリットは対等に話せる人が増えていくこと
「年齢を意識したことはあまりないんです」 と言う武田さんの周りにはたくさんのプロがいらっしゃいます。自分にとってもお客様にとっても必要と思ったらすぐに行動に移していくパワーへの共感はどんどん広がって、ますます武田さんの仕事が磨かれていくような印象を強く感じます。
年齢やキャリアを重ねることで信頼を得られ、対等に話せる人が増え「仕事のしやすさ」が50代にはもっと感じられているのではとおっしゃっています。
人生は何が起こるか分からない。色の可能性を追求していく中で多くのミラクルを体験したという武田さん。
プロとしてのスキルもさることながら、お客様の望む結果を瞬時にキャッチし何が最適かをベストな方法で提供できる強みで、これからも活躍の場が増えていくことを実感します。
弊社の風水提案事業と重なるお話も多く、興味深くインタビューさせていただきました。武田さん、どうもありがとうございました。
*武田 珠佳 (たけだ たまよ)
1970年生まれ オフィスCOLORCOLOR代表
A・F・T 色彩検定1級/NPO日本パーソナルカラー協会認定パーソナルカラーアドバイザー取得/東京商工会議所カラーコーディネーター検定2級/福祉住環境コーディネーター2級
プロ向け個人レッスン、色を使った企業ブランディング、個人コンサルティング、また企業向けのセミナー等活動範囲は多岐にわたる。現在は建築業界向けのカラースクール「カラーシェイプアカデミー」の運営に携わる。
【取材を終えて】
武田さんに初めてお目にかかったのは2012年北摂で開催されたイベント「はぴすま」の会場でした。この出会いも今から思えば偶然が重なっていました。この企画でやっと武田さんのお話をじっくり聴くことができでうれしい限りです。
お客様目線での提案、ロジカルな思考、そしてブレない姿勢。事業に対する考え方、想いに共感することがとても多くて貴重な時間をいただけました。
取材の途中、風水対策でも使う五行の色について反対にご質問いただき、弊社が取り組んでいる新築、リフォーム、リノベーションでの風水カラーをもっとお客様のニーズに近づけられる可能性を共有でき有意義な時間となりました。
とてもお忙しいスケジュールの中、依頼をご快諾、そして丁寧のお話くださってどうもありがとうございました。