【経営者・事業主の風水活用術】上善如水 事業の停滞期には「水」をチェックしての「水の思考」を
上善如水(じょうぜんじょすい) 「上善は水の如し」 これは老子の教えです。
最高の善は水のようなものである。
万物に利益を与えながらも、他と争わず器に従って形を変え
自らは低い位置に身を置くという水の性質を最高の善の例えとした言葉
老子は「道(タオ)」の原理を説き、人倫の道を説く孔子の儒教とは一線を画しています。
老子の思想を反映した道教は「無為自然」(何もせずとも自ずからそうなる)を説いています。風水と近い思想です。
善と例えられた水は風水でもその働きの重きを置いています。
水の風水的な考え方は
・水の流れ(川の流れ方、池の位置、井戸の位置、家庭排水の流れ方など)が人の気に作用する
・きれいな水を循環させると運が巡る
・汚い水を溜めていると運は巡らない などです。
本格的な風水鑑定の前にできる水のチェックで状況が改善することもあります
風水鑑定は土地や建物の方位、物件の建築された年、代表の生年月日、移転の場合なら移動方位など鑑定にはデータが必要になります。
水についてはチェックの重要度が増す場所、それぞれの水対策法がありますが、このような本格的な風水鑑定を依頼する前に
会社内、店舗内の水がある位置すべてをチェックしてみてください。これは事業運を円滑に巡らせるための簡単にできる対策です。
水が流れていく先を重点的にチェックしてください
きれいな水を循環させるには、まず汚い水を排除する必要があります。
チェックの際は給湯室、トイレ、敷地内にある外溝、エアコンの室外機など使用した水が流れていく先をチェックしてみてください。
もし汚水が溜まっているようなら改善をしてください。
次に流れない水、例えば花瓶の水、植木鉢の受け皿に残った水などをチェックします。
水は事業運に反映されるものです。流れを整えて事業の「善」に繋げてください。