風水をやれば開運するって本当ですか ~風水実践の考え方~
2017/10/23
風水=開運のイメージが強いのではないでしょうか。風水に関する本もたくさんありますし、ネットでも風水のサイトはたくさんあるので欲しい情報がすぐに手に入ります。しかし、得た情報を元にただその対策をやるだけで効果は体感できるのでしょうか。今回は風水と実践する人の意識との関係についてお伝えします。
現状を改善したいのなら「どうして風水をするのか」をはっきりさせよう
風水のことが気になる時は、現状を変えたいという気持ちがある時ではないでしょうか。例えば体調が思わしくない状態が続いている時は健康運が気になるし、片思いの人ができた時には恋愛運の風水を、子どもさんの成績が気になる時には子ども部屋の机の位置を風水で調べている、このようなことがあります。風水は今より良くなる、開運するものという前提を多くの方が持っています。しかし、風水効果は数値化が難しく感覚に任せるところがあるので「運」という言葉と結びついてきます。
地形や風の吹き方、水の流れを分析して良い気が生まれる場所を選定するという環境学から始まった風水は、今では抽象的な「運」というカテゴリーになって理解されてています。
「運」は良いこともあるし、悪いこともあるものです。ですから、実践したとしても現状が良くなれば「運がいい」し、変わらない、あるいは悪化してしまった時には「運が悪い」という表現で終わってしまいがちです。風水は運次第ではなくて、新しい時間を手に入れることを実践の際にはもう一度意識することが効果に繋がっていきます。
環境の調整が現状改善に大きく影響する 気を整えて運を現実に繋げる風水
私たちが生活している環境は様々です。その中で誰もに平等に与えられた24時間を過ごしています。風水は環境の「気」と人の「気」を調整するものです。運という人に関してのことに関心が向けられがちですが、取り巻く環境をその人にふさわしいものに変えていかなければ根本的な改善には繋がりません。置物や掃除をするだけが風水ではなくて、方位の力や土地の力を意識して良いものは伸ばす、悪いものは抑えることが風水の基本です。
環境に関する風水については
住居と鉄塔、電柱の風水的関係
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