【オフィス・事務所の移転場所選びQ&A】社員が増えたので、今より広い物件への引っ越しを希望しています。吉方位や日取りが気になりますが簡単にわかる方法がありますか。
これから物件を探す段階であれば、事業発展に繋がる「気」を入れられる最適なタイミングです。
吉凶方位や吉日の選定をぜひお試しいただいて、安心して新天地での事業をスタートしていただきたいと思います。
今回は「暦」を使って、吉方位と吉日を知る方法をご案内します。
1 希望エリアを絞ろう
移転先のエリアは顧客や取引先、工場や支店など事業の効率や商圏を考えるとある程度は絞られてくるのではないでしょうか。
賃貸の場合は、エリアで賃料の相場が異なったり、利便性によって同じエリアであっても賃料の差が出てきたりします。
自社の事業にふさわしいエリアを「方位」で見てください。この「方位」とは今のオフィス、事務所から見て「東、西、南、北、南東、北東、南西、北西」どの方位かということです。
東、西、南、北は30度ずつ 南東、北東、南西、北西は60度ずつに区切った方位です。
候補エリアなので、ひとつでなくても構いません。
ここで注意したいのは、方位を区切るちょうど線上です。もし、線上に候補物件がありそうなら、他のエリアにある物件を優先してください。
方位線上は気が安定しない(陰陽差錯)ので、発展が見込めないと考えられ、避けるべき物件になります。
2 移転希望時期を決めよう
時期については「来年の春頃」や「再来年中」など、大きな区切りで構いません。
特に必要性がなければ、ある程度ゆとりを持っておけば、選択肢が広がります
3 暦を準備して調べよう
希望の方位、時期が絞れたならここから「吉」を調べます。
使うのは「暦」です。弊社がオススメするのは、神宮館さんの暦です。
吉方については暦によって違う場合がありますが、神宮館さんの暦に記載の吉方は「年」と「月」の吉を重ねているので安心です。
まず、ご自身の本命星を調べます。(一白水星~九紫火星)表紙をめくるとその裏に早見表があります。
本命星が分かれば、その星のページを見てください。(神宮館運勢暦なら48ページから各星ごとに記載されています)一年の方位盤があります。
上記1の方位は吉方に入っているでしょうか。
もし、吉方に入っていれば、何月にその方位が吉方に入るかを調べてください。
毎月同じ吉方が取れるわけではないので、吉月を把握することは大切です。
該当する月の九星を調べ、同じ九星の日を選べばその日が吉日になります。
【例:本命星が「六白金星」 移転希望エリアが「北」の場合】
⇒ 2024年 六白金星の吉方は南、北、南東 希望エリアの「北」が吉方に入る月は(暦の本命星の月盤から)2月、4月、10月、11月
今年の後半を希望していたので「11月」に決定。
2024年11月は五黄土星の月 11月の暦から「五黄土星の日」を選べば、方位の「吉」が入る吉日となります。
2024年11月の五黄土星の日は15日、24日、12月3日(暦の11月は11月7日~12月6日)
吉日については、九星気学で見れば五黄土星の日以外でも取れますが、上記の方法が一番わかりやすいです。(翌年が希望時期であれば、翌年の暦が必要です。)
もし、希望エリアが吉方に入っていなければ、希望エリアが「五黄殺」「暗剣殺」「本命殺(自分の本命星が巡っている方位)」に入っているかどうかを調べてください。
【例:本命星が二黒土星で今年中の移転予定 希望エリアは「南東」の場合】
⇒ 2024年の方位吉凶図で、本命星の二黒土星は南東に巡っています。これは「本命殺」にあたります。
2024年 五黄殺は「西」 暗剣殺は「東」 このふたつはすべての人にとっての大凶方位です。
五黄殺、暗剣殺、本命殺以外にも凶方位はありますが、この3方位の凶意は強いので検討が必要です。
来年に延ばす、エリアを変える等の対処をしてください。
【注】✰神宮館の暦内、方位盤の角度について
方位盤をご覧いただくと8方位均等に45度ずつで割っています。しかし、方位を見るのは上図のように30度と60度で割ります。希望エリアを把握する際はご注意ください。
事業を優先させることが肝心
ちょっとややこしいかもしれませんが、吉エリア、吉日を調べる方法をご案内しました。
まだ計画はこれからという段階であれば、暦を見て吉方位、吉月、吉日を選ぶことも可能ですね。
もし希望エリアが今年も来年も再来年も吉方ではない場合は、「移転は無理」と諦めるのではなくて凶を緩和する方法を考えます。(これは専門知識が必要になるのでお問い合わせください)
物件に風水対策を施して「気」を上げる方法もあります。
すべての吉が揃えばとてもラッキーですが、実際は方位、時期のうち、何かしらの凶が出る場合がほとんどなので、それは月や日の吉凶がどれくらいなのかを調べ調整していきます。
方位や日取りは、事業発展の気を作る手段ですが、こだわり過ぎると身動きが取れなくなるので本末転倒です。
吉は伸ばし凶は抑えると考えてください。
暦でわかる範囲で十分、吉は取り込めますのでお試しください。
*オフィス・事業所の移転についての事業風水はこちらからもご案内しています。ご参照ください。
*株式会社エガオールでは「吉方位・日取り」についてメール鑑定、オンライン鑑定で承っております。候補方位、候補吉日をご提案いたします。