禁止の風水 許容の風水
2020/07/13
風水のセミナーや講演、コラム、ブログ等でお伝えしていることは、風水を使って元々の吉意を伸ばしていく方法と、風水を使って元々の凶意を抑えていく方法なのですが、どうしても「~を~しないように・・」が多くなっているようです。
禁止することばかりでは実践をしたくても、「うちはできないことばかり」となって一体何をしたらいいのか分からなくなりますよね。
本来、風水は心地よい時間を送るためのものです。あまりにも禁止事項が多すぎると実践の意欲も低下してしまいます。今回は本来NGとされている風水対策でも許容があっていいと思われることについてご案内します。
絶対生花じゃないとダメなのか
風水で使う植物選びの基本では、風水で使う植物は生のものが基本ですが、想い入れのあるものは生でなくてもいいです。とお伝えしました。
例えば大事な方からいただいた物や記念の品などがそうです。
花が呼び込む恋愛運や金運を逃がさない家にする風水で使う花や植物は「生」であることが条件となります。
しかし、玄関を飾るためのものやリビングで観賞用に置いたものが生ではない花や植物であった場合は吉意を落とすのかというとそうではありません。
この場合も大切な人からもらったものや、自分が思いを込めて作ったものなどは、そのこと自体が「吉」なのでお使いいただいても構いません。
日本古来の民家にある梁はダメなのか
天井はできるだけフラットでデコボコがないほうが、気の循環が良くなりバランスが崩れないと考える風水。
では、日本の古民家によくある天井の古木のむき出しはどうなるのでしょうか。
これは梁とよばれるものです。梁は家のシンボルであったり、梁の下は昔から一家団欒の場所であったりしたのではないでしょうか。
風水対策とて「梁はいけないかから隠しましょう」と言われても困ってしまいますよね。
むしろ覆ってしまう方が違和感があって不自然になってしまいます。こうなってしまうと、環境の気よりも人の気がアンバランスとなって心地よくなるどころか不快さを招きます。
日本で生活する中で中国で生まれた風水の理論が使いにくい場合もあります。風水の基本は「気持ち良さ」なのでこれに反することはむりやり実践しないほうがいいことです。
玄関の風水は正面壁がポイントではNGと言われている人物画の許容についても触れています。どうぞご一読ください。
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