黄色い財布を買ったのに金運が上がりません ～ウントキーネの質問箱 No2～
2017/04/21
セミナーで「風水というと・・」とお聞きすると「黄色い財布を持ってます。」という答えが返ってくることがよくあります。いつの頃からか「風水の金運=黄色」と認識になっているようです。風水を実践すると開運するというイメージもあって、金運を特にアップさせたい方は「黄色」に執着される傾向があります。今回は黄色に頼らない金運改善法と実践の意識についてご案内します。
どうして金運は黄色なのか
「財布は黄色」「西に黄色」このフレーズは風水理論の枕詞のようになっています。実はこのフレーズにはしっかり易学の根拠があります。
陰陽説から始まった五行論、八卦、九星気学は万物を二つ、五つ、八つ、九つに分けて解釈をしました。進化形である九星気学はこの世の事象、例えば職業、食べ物、動物、病気、感情、家族構成、など。そしてこの分類に方位（北、南、東、西、北東、北西、南東、南西、中心）も色（黒、赤、白、青、緑、金、黄、茶、グレーなど）も入っています。九つのカテゴリーはそれぞれが関係性を持っていて、九星の中の七赤金星は飲食、遊興、恋愛、娯楽の意味があり、色は白、金、方位は西、そしてお金を表すのです。
「あれ、西なのに黄色じゃないの？」そうなのですね。金運を上げるなら本当は白か金でいいのですが、五行論の相生理論で考えた場合に黄色は土行の色で金行にパワーをもたらす関係なのです。ですから、金運を上げる色は黄色だけでなく同じ土行の茶色でもいいわけです。
恐らく、黄色は白や茶色より目立つ色、色彩心理学ではコミュニケーションを表す色とされているので、金運の基となる対人運も上がるという理由が少なからず含まれているのではないでしょうか。
安易な開運法は開運しない法則
風水は今や開運のエンターテーメントとなっている点が多々ありますが、実は古代中国で墳墓造営の為に作られた住環境学です。現代では住居の風水が主になっていますが、本来は住居の風水も、玄関向きや住人の生年月日からその家だけの風水対策を導き出すものです。
商業的な思惑がたっぷり入った置き物、持ち物の風水は表面的な吉意のみが強調されがちなので、たとえ運気がアップしたとしても吉運の継続性は低くなると思われます。
どうして金運が欲しいのか、金運アップ後の自分はどうしていたいかのイメージはありますか
仕事運も恋愛運も金運も声に出して叶う開運風水術では、なりたい自分をイメージして声にしながら風水を実践しましょうとご案内しました。意識を自発的に動かせば人の気が上がります。風水は人の気と環境に気のバランスを取っていくものです。環境の気の整え方は下記に表示してある記事をご参照ください。財布の前にチェック、実践していただきたいことが伝統的な風水術です。
金運の風水については
・金運を逃がさない家にする風水
・金運をアップさせる家にする風水
・水が流れると金運、健康運がアップする
・金運が逃げていませんか
・お金に喜ばれる運を呼び込む3つの風水
で ご案内しています。
【お知らせ】
＊エガオールでは住人の生年月日と間取り図から鑑定する住居風水メール鑑定、面談による風水鑑定を行っています。金運をはじめとする各運気向上を加速したい方はぜひご活用ください