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50代からの開運術

【50代女性の挑戦 No8】~ピンチあってこそ人生が開ける 「架け橋」の使命を担い事業の発展を目指してゆく 有限会社木下商会 木下美紀子さん ~

2020/02/21

未来に向かって今に全力を注いでいる50代女性を紹介している「50代女性の挑戦」 連載の回を重ねるごとに同世代の女性からご感想をいただくことが増えました。弊社が取り組む50代以降の方に特化した住居や人生設計のご提案時の追い風となっています。

今回ご紹介する有限会社木下商会 代表取締役の木下さんは外資系企業で勤務後、翻訳業のフリーランスとして独立。そして、3年前にお父様の会社を引き継がれています。
いつもパワフルに前進を続ける木下さんですが、今までの道のりは決して順風満帆ではありませんでした。数々のピンチを乗り越えて現在に至るお話はとてもインパクトがありました。                           
木下さん

40歳過ぎて企業で働き続ける厳しさを痛感し独立を決心

木下さんの20代、30代は英語のスキルを活かし企業で必要とされる充実した日々でした。しかし40代で転職を考えた際に年齢の壁をひしひしと感じ、独立という道を選択。キャリアとスキルがあっても転職となると、本人の意志ややる気に反して年齢はネックになってしまう現実がありました。
木下さんは企業を退職後、フリーランスの通訳、翻訳として企業間の海外取引に貢献します。

父親の急逝から経営者へ 両親の想いを引き継ぐ

木下さんの転機は突然やってきました。機会工具卸商社の会社を営んでいたお父様が2015年に急逝。ご両親が継続してきた会社の代表になることは二人の想いを引き継ぐこと。躊躇はなかったのですが、全く未知の分野への転身は苦悩と試行錯誤の幕開けでした。

自分の役割は架け橋だと気づく

有限会社木下商会を今後、どのように展開していくか。英語に関する仕事とは全く異なる世界で悶々としている自分。
こんなことではいけないと「大阪府中小企業家同友会」に入会。経営の勉強をする中で、木下さんは自分がすべきことについて熟考します。そこで出会った「架け橋」という言葉にハッとします。自分は人と人、仕事と仕事を繋ぐ架け橋ではないだろうかと。
現在は新たに電気工事部門を起ち上げ、防犯カメラ施工を長年専門としていていたご主人と新事業に邁進。木下さんは防犯カメラを媒体に自らが架け橋となって新規開拓、営業に奔走されています。

ピンチが大好き 苦境は対策を考えられる最大のチャンス 得るものは大きい

企業人、フリーランス、経営者として木下さんは様々な困難を乗り越えています。
今、ご本人の大きな自信になっているのは「経験値」です。仕事は何があっても止まることはできません。ピンチであれば乗り越える方法を考えます。全力で取り組めば状況は打開でき、相手とは握手で終われる。関係強化はピンチがあってこそ。だからピンチはウェルカム。現場での貴重な経験は木下さんの財産でもあり大きな強みです。

リセットの50代 自分の好きなことを追求していく

50代は人生の折り返しを過ぎた地点。女性の場合は心身の変化があって自分と向かい合う時間が増えていきます。木下さんも50代に入って価値観が変わったそうです。
40代までは先を考える余裕もなく進んできたけれど、これからは今後の仕事と人生の仕組みづくりに焦点を当てたいとおっしゃっています。
起こることは楽しむ。その為にはプライドにこだわったり頑なに意地を張ったりしない。いつも素直、オープンな自分でいることを50代の女性に伝えたい。取材の最後に好きな言葉は「吾唯足知」(「われ、ただ足るを知る」禅語 何事にも満足し不満の気持ちを抱かない意)と笑顔で教えてくださった木下さん。今後、目指すゴールに向けて力強く進んでいかれることと確信しています。

*木下 美紀子 (きのした みきこ)
1963年生まれ 有限会社木下商会 代表取締役
事業内容:機械・伝導工具卸 および防犯カメラ・LED照明施工等電気工事一般
HP:有限会社木下商会

【取材を終えて】
木下さんとは大阪府中小企業家同友会 北第一支部の同期です。当初、私は木下さんのラテンなオーラにすっかり圧倒されていましたが、話す時間が長くなると共感することが多く距離感は縮まりました。
いつもお日さまのように明るく楽観的な木下さんですが、今回の取材で落ち込んだ経験をお聴きしてちょっとホッとした次第です。
仕事もプライベートも常に前向き。木下さんは「シンガー」というまた別の顔を持っています。そのパワフルな歌声は一度聴くと忘れられないほど魅力的です。
これからの時間、いろいろあったとしてもきっと「ははは!」と笑って楽しんでいそうな木下さん。50代女性の一人として大いに勇気づけられました。木下さん、想い溢れる熱いお話をどうもありがとうございました。

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