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門の風水 ~門は設置位置に注意~

2020/06/10

風水は家の中の事だけではなく「形殺(けいさつ)」と言う家の外にある構造物の凶意に対しても対策をとることが必要だとしています。
本来、風水は地理についての鑑定法なので、家の中の対策を考える前に形殺をしっかりとチェックしておく必要があります。
一軒家の方は庭と家屋は併せて見ていくことをお勧めします。今回は「門」についての風水をご案内します。

門は家と家を区切るもの 敷地の顔になる

門2
個別鑑定になると、門の方位と玄関方位から遁甲(とんこう)法で八方位の門の吉凶がわかります。
遁甲法というのは兵法からできた鑑定法で勝運をもたらすためのものです。門を造る場合に、玄関向きとの相性の良い方位を取っていくことができるのなら運気アップにつながってきます。

向かい合う門は気の消耗に注意

風水では家と家の間隔が適度に離れていて、気が循環しやすい配置を吉相としています。
しかし昨今の住宅事情ではすべてがそういうわけにはいきません。区画された敷地は門を設置して顔を作ります。その門がもし前方家の門と向かい合っていた場合はお互いの運気を消耗させてしまうと言われています。共倒れというケースもあって対策が必要となります。

マンションの場合もポーチに門を付けていることがありますので、向かいの住戸に門がある場合は気をつけてください。門がない場合はドアが前の家のドアと向かい合っていないかで見てください。向かい合っている門同士の凶意を「門門殺(もんもんさつ)」と読んでいます。

向かい合う凶意は八卦鏡で対策を

八卦鏡1
住居と鉄塔、電柱の風水的関係でもご案内しましたが、形殺の対策は「八卦鏡」を使うことがよくあります。
門門殺の場合は凸面鏡を向かいの門に向かってかけてください。(向いのご家庭と良好な関係なら凹面鏡を)日本ではまだ馴染みのない八卦鏡ですが、風水の本場、香港では八卦鏡は相手を遠ざける、拒否することをほとんどの人が知っています。
ですから、鏡を向けられた家の住人は快くは思いません。日本ではいくら馴染みがないと言っても、八卦鏡の鏡面が向けられていると落ち着かなくなります。相手からの凶意の対策に八卦鏡を使う場合は、軒下の目立たないところに吊るすなどして、くれぐれもご近所トラブルにならないように気をつけてください。

*門に関する風水」については
【人間関係の風水】近隣との良好な関係を作る3つの風水対策でもご案内しています。

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