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【移転方位の吉凶】凶方位へ進まなければならない場合の気の調整法 ~事業を優先にした方違いを~
2024/04/21
弊社にご相談いただいた事例です。(記事内地図上の丸囲みの場所は「仮」です)
【ご相談内容】
事情があって今の事務所を2か月以内に移転せざるを得なくなりました。移転先はもう決まっています。事業の再スタートになるので、吉日を選んで移転したいです。
【鑑定について】
九星気学を使った方位、日取りの選定鑑定です。
①代表者の生年月日から本命星を把握し、移転可能な期間の運勢吉凶を見ます。
②今回は4月、5月の2か月の期間内での吉日選定になるので、まず4月と5月の月運吉凶を見ます。(年盤と月盤を重ねる同会法を使用)→ 4月は中吉、5月は小吉
③移転方位(西)はもう決まっています。この方位が本命星の4月、5月吉方に入るかを見ます。
→ 残念ながら2か月とも凶方位でした。
④4月の方が本命星の運勢がいいので4月に移転を決定します。
⑤4月の吉方位をチェックすると「南東」と「北西」です。今回の移転は西方位(凶方位)ですが、吉方の南東に動いて、その後、北西の動くと吉方位への移転と見なすことができます。
⑥南東と北西が本命星の吉にあたる日を選定する。(月盤と日盤を重ねる同会法を使用)→4月の中で2日該当
方違いは昔からの風習として今も使われている
方違いとは上記のように、進む場所が凶方位の場合に方位を変えて進む方法です。
陰陽道からできた風習です。方位の作用は目に見えない「気の吉凶」によるものと考えられてきました。普段の通勤や買い物、レジャー等はいいのですが(いちいち方位を気にしていては動けません。)引っ越しや事務所移転などの大切な移動では方位の吉凶が影響すると方位学では考えられています。
この方違いは、前夜に一方の吉方位に移動し一泊、そして次の日にもう一方の吉方位に移動するのが一般的ですが、住居の引っ越しについては、最初の吉方位先で3ヶ月寝泊まりが必要としている流派もあります。
休めない事業 一日だけしか引越しに使えない場合、方違いはできないのか
今回のご相談者は社員さんを抱える会社の代表者です。2日間を引越しに充てるのは難しいということでした。
何を優先するか・・・方違いの為に事業をストップするのは信用に関わります。
そこで、吉日の朝、南東に向かい、そこで1、2時間過ごしてから北西に向かう方法をご提案しました。
半日で完了する方違いです。
弊社はご依頼主様の要望に無理なく沿える対策をお伝えしています。今回は方位と日取りのご相談でしたが、風水対策の場合も同様です。
「絶対○○でないとダメ 決められた通りにしないと発展しないから」というご提案は行っていません。無理が過ぎるとかえって運も気も滞ると考えています。
事務所の荷物全てを方違いの方位に運ぶのか
事務所の引っ越しは大きな機械や多くの備品があり大変です。一度にこの荷物を方違いで運ぶことは現実的ではありません。
吉方位、吉日を使う引っ越しについては「大切な物をひとつ、吉日に引越し先に入れれば吉日に吉方位に引っ越したと見なす」ことができます。
今回のご依頼主様は「事業理念の額」を持って、新事務所に入られることになりました。
徳川家康が江戸城に初めて入る際に万年青(おもと)の鉢植えを持って床に飾ったと伝えられているので、同じように富貴植物の万年青を世帯主が持って入る場合も多いです。
事業のスタート、リスタートには吉の追い風を作り安心の一歩を
今回のご相談では吉方位が取れたので方違いができましたが、本命星や移転可能期間や方位によっては吉方位を使えない場合もあります。
では、全く凶ばかりのスタートになるのか・・・いや、できることはあります。
例えば、吉方位や吉日が取れなかったとしても、移転後に祐気取りを行ったり、新事務所を風水で吉の気が循環するスペースにしたり、また四柱推命を使って、代表者様の命運を把握し行動の選択肢としたり。
弊社は「運」と「気」の様々な角度から事業発展のサポートを行っております。
どうぞお気軽にご相談ください。
日取り・吉方位鑑定についてはこちらからご案内しています。
*オフィスや店舗の移転についてはこちらの記事からもご案内していますのでご覧ください。