【風水川柳】No3『シーサーがにらみを利かす家の外』 ~屋外編~
2020/05/26
『シーサーがにらみを利かす家の外』
シーサーの置き場所について、お客様からよく質問をいただきます。
シーサーは空想上の獣神です。沖縄の民家の門や屋根の上に置かれていて、今では沖縄旅行のお土産としてお持ちの方も多いと思います。
シーサーは17世紀、沖縄南部の町で火事が相次いだ時に、風水師の進言で設置されたことが由来と言われています。
火事が収まったことから「火の災いを守る」神として沖縄の家々の門や屋根に置かれるようになりました。
「神」は本来の居場所がある
四神の中の青龍は玄関入って右が定位置であることは、風水川柳No1 と 風水川柳No2 でお伝えしました。
風水では高貴な置物はそれぞれ決められた位置に置くことで、しっかり働いてくれるという考え方があります。
家の守り神であるシーサーは、本来、門柱や瓦の上に雌雄一対で置く家の守り神。定位置は屋外です。
「門も屋根にも置けないわ」という方は玄関ポーチがおすすめです。
玄関の前で外からやってくる邪気をにらみつけ、跳ね返し、住人を守ります。
置き方は、正面から見て右がオス(口を開いているもの) 左にメス(口を閉じているもの)です。
家の中でインテリアとして楽しむシーサーならリビングがおすすめ
シーサーのユニークな外観からインテリアとして最近は販売されているものが増えてきました。
楽しむ「置物」としてシーサーを置く場合はリビングに置くことをおすすめしています。
風水ではやはり玄関は龍の場所として考えます。
龍もシーサーもプライドと責任感の強い神なので、その力を最大限に発揮できる環境で邪気を祓い吉を呼び込んでいただきたいですね。
*シーサーの風水については
・【シーサーの風水】吉意を上げるシーサーの置き場所について風水で考える
*門の風水については
・門の風水 ~門は設置位置に注意~
*屋根の風水については
・屋根のリフォームで家の運気をアップさせる風水術
でご案内しています。どうぞご覧ください。