家選びは道路の形にも注意 ~カーブした道の風水~
2020/07/13
風水は土地の鑑定から始まった環境学です。本来、家の中の風水を整える前に環境の良い場所を地理風水の見方で選ぶことが大切です。
環境の良し悪しは山の形、水の流れ、また宅地になる前に何が建っていたのか、周辺に悪い気を発している構造物(形殺)がないかなどで見ていきますが、今回は家の前にある道路の形、その中でも「カーブした道路」と家の関係についてご案内します。
吉凶が分かれるカーブの外側と内側
車の運転では、カーブの前でブレーキを踏んで減速します。加速したままで進むとハンドルが取られて外側に振られてしまうので危険です。
このことからもわかるように、カーブは気のバランスに影響を及ぼすものです。
もし家がカーブの外側にあったなら、外に跳ね返す気にいつもさらされている状態になっていると見ます。
このような状態を路弓殺(ろきゅうさつ)と言って住んでいる人のイライラが募ったり、金銭のトラブルが起こりやすくなると言われています。安全面から見てもリスクがある形です。(風水で「殺」は凶を表します)
一方、カーブの内側にある家は気に守られていると見るので吉相となります。しかし、吉相と言っても交通量が多い道で騒音や排気ガスの問題が出てくる、また、線路が近くにあったり大きな鉄塔があったりする場合などは凶相となるので注意してください。
高速道路のカーブは更に注意が必要
車のスピードが増す高速道路のカーブの外側は、一般道路のカーブより凶意が増します。「鎌刀殺」(れんとうさつ)と言われ、突発的なトラブルの危険性があるとされています。いつも緊張状態にさらされ心身が疲弊します。しかし、高速道路の高架より住居が高い所にあれば凶意は弱まります。
カーブの外側にある住居の対策
もし住居を取り巻く気が凶意を持つ場合は、それを寄せ付けないことが大事です。その風水対策として「八卦鏡」(はっけきょう)という八角形の鏡を使います。八卦鏡には鏡の形に凹凸があります。カーブの凶意を跳ね返すには凸面のものをお選びください。またカーテンやブラインドで目隠しをすることも対策となります。
既にお住まいの家がカーブの外側にある場合はこのような対策を取っていただきたいのですが、これから土地を買う、家を建てる、家を選ぶ場合はこのような形殺は避けることが懸命です。
家の周りにある構造物についての風水はこちらからもご案内しています。
住居環境についての風水については住み心地が悪くなった時の風水対策 ~周辺環境の変化は気も変化させる~ でもご案内しています。
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