ダイソ―と神宮館の「運勢暦」にあった2つの相違点
2019/03/18
こちらは創業100年の老舗神宮館の運勢暦。
そしてこちらはお馴染み100円ショップ、ダイソーさんの出版部門大創出版さんの運勢暦。
どちらも「高島易断」を使ったもの。さてさてどこが違うのでしょうか。
毎日の運勢、その他の情報はほぼ同じ
パラパラとめくってみると、両者ほとんど同じ内容です。九星ごとの年月日の運勢、冠婚葬祭の知識、家相やその他の鑑定についてもほぼ同じ情報量です。
しかし、決定的な違いが2つあります。
1 吉方の取り方が神宮館は厳しくダイソ―は甘い
暦には必ず吉方と凶方の記載があります。これは引越し、オフィス移転、店舗のオープン日、旅行、祐気取り(吉方に進む開運法)に使うからです。
月の吉方の取り方に両者の決定的な違いがありました。
方位の見方はまず年の吉凶方位を調べておいて、月の吉凶方位、日の吉凶方位と調べます。つまり吉凶判断は3層構造になっています。
神宮館の暦は月の吉方を見る場合、いくら月の大吉方位であっても年の凶方位であれば、月の吉方位とは判断されません。しかし、ダイソーの暦は、年が凶方であっても月が吉方位であれば、月の吉方位と判断されます。
確かに年運は基本なので年の吉と月の吉が重なっていないといけないということは頷けます。
しかし、この判断だと吉方が無い月がたくさん出てくることになって、引越しや移転方位の鑑定では現実的でない場合があります。
その点ダイソーの暦を使うと毎月吉方がとれるので、移動方位の判断についてはストレスが少ないと言えるでしょう。
2 大きな違いは1080円と108円の値段
神宮館の暦はバリエーション豊富。同じ暦でも864円の「家庭暦」になると毎日の運気はありません。1080円のA5サイズ「運勢暦」になると毎日の運勢が記載されています。
そしてダイソーの「運勢暦」はB6サイズで毎日の運勢がバッチリ。10分の1の値段でほぼ同じ情報量なのです。
どちらを選ぶかは個人の判断
上記2つの相違点を踏まえて、どちらが良くてどちらが悪いとは言い難いと思われます。
本来の九星気学理論を踏まえて基本に忠実な答えがほしい場合は神宮館、「なんたってコスパ」ならダイソーの選択になるのではないでしょうか。
2017年の暦は両社、9月頃に店頭に並ぶので読み比べてみてもいいのでは。
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