【整息風水・住居編Vol.4】玄関の鏡はお取り扱い注意
整息風水・住居編 前回は玄関のシューズボックスの風水についてお伝えしました。今回は玄関の鏡についてお伝えします。玄関の鏡は置く場所に注意を要します。
玄関は気の入り口であり、家全体の運気を左右する非常に重要な場所です。
そこにある「鏡」は置き場所によって、家の気が大きく下がり吉を逃して凶を呼び込むことになります。
「心地よい呼吸ができるような気の流れを作り、そこに住む人が前向きな心身になれる風水」である「整息風水」の視点で解説していきます。
鏡は邪気対策に使うもの
風水では鏡を"邪気を集めたり祓ったりするもの”としています。
家の顔である玄関に鏡を置けば吉の気が集まるとして、販売されている風水グッズがありますが、思惑とは反対に邪気を集めてしまう恐れがあるので、使い方と置き方には注意が必要です。
置いてはいけないNGポイント
1 玄関の正面に鏡を置く
玄関の扉を開けたときに正面に鏡があると、入ってきた良い気を全て反射して外へ戻してしまいます。結果として、チャンスや良縁が家の中に留まらず、流れ去ってしまうのです。
2 玄関入って「左側」
土地の吉凶を見ることから始まった風水は「四神」の位置を重視します。四神とは青龍、白虎、朱雀、玄武です。
玄関入って右側が青龍の位置です。反対の左側は青龍のライバル白虎の位置なので、ここに鏡があると白虎の気を呼び込み、一番高貴な吉をもたらす青龍がへそを曲げると考えられています。
もし、身だしなみチェックで鏡をどうしても置きたい時は右側をおすすめします。
詳細については
・玄関の鏡は左側よりも右側がおすすめ ~地理風水から考える吉意~ をご参照ください。
3 割れた鏡や汚れた鏡
やむを得ず、右側に追いた鏡にヒビが入っていたり汚れていたりした場合は、邪気を集めることになります。定期的に鏡面をきれいにしておきましょう。
1~3の場合、呼吸が荒くなり落ち着かない状態になりやすい可能性があります。
玄関の鏡は必要?
出張鑑定の際、鏡を玄関に置いているお宅であれば「この鏡は使っていますか」と尋ねます。多くのお客様が「いいえ、使ってはいないけれど開運すると聞いたので」とおっしゃるのですが、実は邪気を集める鏡になっている可能性があります。
どうしても必要なら右側に小さめのものを。使っていないのであれば、早めに取るようにお伝えしています。
左側や正面にあるシューズボックスの表面に鏡が埋め込んである場合は、布を掛けて鏡面を隠すことをおすすめしています。
一言でいうと、玄関内に鏡は置かないことが安全、安心です。
・【玄関にある鏡の風水】玄関の鏡についての風水は諸説あり 迷ったら「置かない」の選択がおすすめ で詳しくご案内していますのでご参照ください。
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上記はどの家でも取り入れていただける対策ですが、家独自の気に対応した整息風水の個別鑑定では、建物の建築年・建物の向き・住む人の生年月日から玄関の気のチェックを行い、対策をご提案しています。 鑑定の詳細はこちらからご案内しています。
*次回は「玄関の靴とシューズボックスはここに注意」というタイトルでお届けします。